岡村ちゃんワールドの扉を開いたあの日
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こんにちは、namiheiです。
私が高校生の・・・いや、私がJKのころ、心ときめいた曲があります。
岡村靖幸さんの甘く切ない片想いの歌。
・岡村靖幸 1965年8月14日兵庫県神戸市生まれ
・1984年 当時19歳で作曲家デビュー。
・自身のシンガーとしての実力はもちろん作曲家としてアーティストへの楽曲提供多数。
☆渡辺美里「Long Night」「虹を見たかい」etc.
☆川本真琴「愛の才能」
・現在も精力的にライブを行い音楽活動を続けている。
・余談ですが、1987年に行われた広島ピースコンサートで、親友の尾崎豊とふたりで岡村ちゃんの楽曲「Young Oh! Oh!」を熱唱したことは筆者にとって今も忘れられない共演となった。
初めてGB(ギターブック)で岡村ちゃんを知ったのは私が中学生・・・いや、私が初々しくかわいい女子中学生のころだったのですが
「目力の強い人だなぁ。少ししん様※に似ているなー。」
と思うくらいで、まだその頃は岡村ちゃんの音楽を聴いたことはなかったのです。
※しん様とは、現在はズバッっと切れの良いMCで有名な、当時子役からロッカーへ幅を広げていた坂上忍さんのことです。
高校に入って私の前の席になったMという女の子がいました。
彼女も音楽が大好きで、好きなバンドの話で意気投合し一気に距離が縮まったのでした。
それからは毎日カセットテープにいろいろ録音しては二人で交換したりして、Mは私の知らない世界の音楽もたくさん聴かせてくれたのです。
ある日、Mが貸してくれたカセットのなかに岡村ちゃんの「いじわる」が入っていました。
うぶな女子高生の私に、それはそれは衝撃的な1曲だったのです。
今まで見たことのない(聴いたことない)世界の扉を開けてしまった。
妖艶で甘美な岡村ちゃんワールド。
何度セリフの部分を悶えながら聴いたことでしょう。
そうして私はセクシー岡村ちゃんの虜になっていったのでした。
それからはバイト代をつぎ込み、岡村ちゃんのアルバムをすべて手に入れるのは早かった・・・。
2枚目のアルバム「DATE」に収録されている『不良少女』をご存知でしょうか。
8時47分、授業が始まっている教室に”彼女”はいない。
座る人のいない机の中には置きっぱなしの教科書。
机の主は今頃、電車の中でドルチェモードのメイクをしているのだろうと想像する”彼”。
ドルチェモードのメイクとは、甘美で優しい柔らかな感じのメイクを言うのでしょうか。
”彼女”はピンク系のメイクをしているふんわり可愛い女子なのでしょう。
”彼”の友達には不良と呼ばれている”彼女”のことを、本当の”彼女”はそうじゃないんだ、僕は知ってるんだ、と”彼女”を守りたい”彼”の健気な気持ちがなんともいえず甘酸っぱい歌なのです。
「いじわる」とは真逆な、岡村ちゃんのロマンチックかつ純粋でかわいい高校生男子像を想像して聴いていただきたい。
あれから30年以上経ちますが、今も私は岡村ちゃんが大好きです。
DATEファンクラブ会員でもありました。
とにかくМよ、私を岡村ちゃんに出会わせてくれてありがとう。