地平線
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こんにちは、namiheiです。
"人という字の支えをとれば一人っきりが残るだけ"
この歌詞から始まる宇崎竜童さんの「地平線」です。
子供のころ、「人」という字を紙に書いてどの部分(支え)をとればいいのか考えました。でも1画取ったところで一人きりになるとはどういうことかわからなかったのです。
曲がったカタカナの「ノ」が残るのですが、これを数字に例えて「1」ということなのでしょうか?
などと難しく考えていたものです。
けれど金八先生が言っていた、「人という字は人と人が支えあって立っている」という言葉に当てはめて文字を擬人化して考えると、二人の人間が背中をくっつけあって立っていることになり、もたれかかっていた背中の支えがなくなれば一人きりになってしまう・・・ということなんだなぁ、と思ったものでした。真剣に。(遠い目)
宇崎さんの渋い大人の歌声に、「愛は育むものだと知った」という歌詞が、当時6年生だった私は小学校の授業の一環でへちまを育てていて、「愛」を「育てる」とはどういう事なんだろう。へちまに水をあげながら思ったものでした。
広大な地平線になぞらえた「君」はすべてを包み込む。
大きな愛情を「君」に感じているのでしょう。
「君」がいて初めて輝くこの世界は、地平線から上がる太陽の光を表して、その光のさす方向は彼の道しるべになっているのでしょう。
わりと短めの歌詞なのだが、この一曲に、壮大な愛を感じてほしいのです。
この曲を聞くと、私の脳内にはアメリカのグランドキャニオンをバックにギターを持って立つ宇崎竜童さんが目に浮かぶ のです。