脳内ライブラリー~1980年代に想いをはせて~

1980年代の大好きだった音楽やアイドル、漫画などを思い出して懐かしむブログです。インターネットのなかった時代、自分の記憶を頼りに思い出すまま勝手気ままに綴っていきたいと思います。

哀しみ色の・・・

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こんにちは、namiheiです。

 

先日、実家の物置から持ち帰った本の中に、当時愛読していた月刊誌、「GB(ギターブック)」の付録、SB(ソングブック)がありました。

 

かなりの年代物です。そして同じものが2冊見つかりました。

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1989GB1月号付録SB

なぜ2冊あるのでしょうか。

実は1冊は妹のものなのです。

私には3歳下の妹がいるのですが、私たち姉妹は当時TMNetworkが大好きで、私はUTSU(ウツ)、妹は小室さんの熱狂的FANKSでした。

 

私は基本的に毎月GBを購読していたのですが、妹はTM特集があると買うタイプでした。

この月の特集がTMが今まで出したアルバム全曲一挙掲載なんてものだったので、妹も買わずにいられなかったのでしょう。

そしてこの2冊のSBなわけなのです。

 

本の発売から32年・・・

この2冊、どっちがどっちのやねん!!

 

と、普通はなるものでしょうが、中を見てすぐに私のだと確信を持てるものが挟まっていました。

 

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哀しみ色の・・・by京本政樹

最初に断っておきますが、私のポエムではありません。

(そして下手な字のことも触れずにいてくださると幸いです。)

 

これは京本政樹さんの「哀しみ色の・・・」という必殺仕事人の挿入歌でした。

子供のころから時代劇も大好きだった私は、必殺仕事人の組紐屋・竜のただならぬ色気のとりこだったのです。

(京本政樹さんのご子息は今をときめくSixTONES、京本大我さんということは皆さん周知の事実でありますが、彼の活躍を見るたび彼にもやはり独特の色気があり、素晴らしい遺伝子だと感動するばかりです。)

 

必殺仕事人・竜の映像とともに流れるこの曲はたまらなく切なく、京様の甘い声がたまらなかったのでした。

 

「この歌を覚えたい。」

 

このとき高校生の私は、インターネットもなく歌詞検索も容易にできない時代です。

私は京様愛ゆえに、耳で聞いた歌詞を必死の速記術で書き出し覚えたのでした。

 

でもまぁ本当にこういう耳で聞き書き出すという、いまでいうアナログな作業はよくやっていたものです。

今考えると涙ぐましい努力です。

インターネットが普及し、歌詞などすぐに調べられるなんて便利な世の中になったものです。

 

話は戻りますが、その私が書き出した京様の歌の歌詞が、片方のSBにしっかり挟まっていたのです。

そしてYouTubeで”哀しみ色の・・・”を検索せずにはいられなくなり見つけて思わず熱唱。

32年の時を経ても好きだった歌はしっかり覚えてるものですね。