いとこがくれたカセットテープ
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こんにちは、namiheiです。
私が中学生のころ、近所に住むいとこのお姉ちゃんがカセットテープをくれました。
そのカセットテープは、お姉ちゃんが自分で編集したであろう卒業ソング特集。
今となってはカセットテープは手元にないのですが、当時はお気に入りの曲を集めてフェバリットソング集を作ったものです。
なかなか手間暇かかる作業だったのですが、私もレコードをレンタルしてはなにかと自分でタイトルをつけて、ちまちま好きな曲を編集していました。
お姉ちゃんがくれたカセットには、
ユーミンの卒業写真、松山千春さんの旅立ち、イルカさんのなごり雪、バンバンのいちご白書をもう一度、松田聖子さんの制服。(ほかにも入っていたと思うけれど思い出せない~)
そして沢田聖子さんの”卒業”。(1982年、作詞・三浦徳子、作曲・加藤和彦)
この曲は、お姉ちゃんがカセットに集めてくれた曲の中で、一番好きになりました。
好きな人や同級生に取り残されていく寂しさ
自分だけが環境の変化のスピードに追い付けず、その場から新しい世界に飛び出せない。
なのにみんなは自分の決めた方向へまっすぐ颯爽と進んでいく。
友達の顔が少し大人びて、自分の知っている顔でなくなったような違和感。
視線さえ合わなくなる・・・
みんなと同じような感覚で新しい門出を楽しめないこの曲の主人公が、当時の自分の心情に当てはまったのかもしれません。
そこにしがみついていたいわけではないけれど、新しい世界に向かうスピードは人それぞれ。
ゆっくり踏み出せばいいんだ。
この春、新しい世界に踏み出すあなた。
自分のペースで一歩一歩、進んで行ってください。
きっと大丈夫。応援しています。