大人の階段のぼりきっちゃたなぁ
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こんにちは、namiheiです。
いよいよ今週、中学生の娘が卒業式を迎えます。
私には子供が三人いるのですが、上二人は少し年が離れていてもう成人しています。
ようやく子供の義務教育最後を見送ることになるのですが、コロナ禍での卒業式はいつもに増して寂しい気もします。
そしてこの時期になると思い出すのが卒業ソング。
卒業ソングはたくさんありますが、特に昭和の卒業ソングは素晴らしい楽曲がたくさんあるのです。
なかでも私が小学生のころ、『みゆき』というアニメが流行っていて、その主題歌だった『思い出がいっぱい』(1983年、作詞・阿木燿子、作曲・鈴木キサブロー、編曲・荻田光雄)という楽曲がヒットしていました。
アニメは見ていなかったのですが、ザ・ベストテンやザ・トップテンという歌番組が大好きだったので、そこでH2O(エイチツーオー)というアーティストの存在とこの歌を知ることになりました。
H2Oは赤塩正樹さんと中沢堅司さんのデュオで、私は中沢さんの声が大好きでした。
そんなとき、H2Oの新しいアルバムが出るという情報を得たのです。
私はそのLPレコードを買うためお小遣いを貯める決意をし、
肩こりのひどい母親と交渉し、毎日1時間肩をもんでお駄賃をもらえることになったのです。
毎晩毎晩母の肩をもみ続け、腕が痛くなり自分の肩が凝ってもそれでもひたすら肩をもみ続け、やっとの思いで2800円(だったと思うんだけど)貯めたのです。
そして手に入れたLPレコード。
H2Oの『POOL』(プール)
タイトルがごとく非常に爽やかで瑞々しい楽曲が詰まったアルバムです。
昔のステレオは馬鹿でかく、我が家の応接間に置かれていたのですが、
小学校から帰ったらしばらくの間は毎日応接間にこもり、想い出がいっぱいを聴いていました。
この歌を聴いて、私も大人の階段を昇っているんだなぁと思ったものです。
そして今、大人の階段のぼりきっちゃった私はしみじみ
幸せは誰かが運んでくれるものではないことを実感・・・
(誰かが幸せ運んできてくれないかなぁぁぁぁーーー!!とは、常に思っているけども!)
シンデレラの魔法は完全に解け、少女だったころを懐かしむようになりました。
H2Oのお二人、お元気にされてるといいなぁ。